検査の知識

頸動脈（首）超音波で何が分かるの？

首の血管状態＝全身の血管状態であるため、頸動脈（首）の超音波を行っています。

脳の専門クリニックにおいて、血管の状態、つまり動脈硬化の進行具合を確認することは大変重要です。動脈硬化が進行すると、血管壁が硬くなり弾力性が失われ、壁の内側にコレステロールなどがたまり、脳の血管が詰まる『脳梗塞』などの原因となるためです。

MRI画像で 早期の認知症変異を抽出！

脳画像は認知症の早期変異を抽出するために有益かつ不可欠な検査です。

野々村クリニックは、日本脳ドック学会認定施設外部サイトでもあり、多くの症例と照らし合わせたわずかな変異を見逃さない診断をモットーとしています。

脳ドックにAI技術『AiCE』導入

野々村クリニックでは、信頼して来院してくださる患者さんのために、AI技術を積極的に導入しています。

キャノンが開発したAiCE（Advanced intelligent Clear-IQ Engine）は、Deep Learning（※1）を用いて膨大なMRI画像を人工知能が常に学習し、ノイズ（不要な部分）を除去する技術です。
AiCEはノイズ成分と信号成分を識別する処理を用い、空間分解能を維持したままノイズを選択的に除去することが可能で、MRI機器がもっている時間分解能を最大限に引き出しながら、高いノイズ低減効果を得ることができます。
低コントラスト領域においても、粒状性を維持しながら高いノイズ低減効果が得られ、低線量領域でも安定した画質向上を実現しています。

（※1）Deep Learning（深層学習）はAIを実現するためのアプローチの一つです。
AIは機械が再現する人工知能（Artificial Intelligence）です。それを実現するためのアプローチがMachine Learning（機械学習）であり、このうちの一つにDeep Learning（深層学習）があります。Deep Learning（深層学習）は昨今急速に進化を続けるAIにおいて基盤となる重要な技術です。

この技術により、検査時間を短縮できるだけでなく、飛躍的に画像が良くなりました。
患者さんに優しく、医師にとってもさらに正確な診断が可能になる技術の導入を積極的に行っています。

より詳しい情報は、キャノンメディカルシステムズ株式会社外部サイトのサイトをご覧ください。